国際特許出願件数ランキングでファーウェイが1位

 世界知的所有権機関(WIPO)が19日に発表した、2014年の国際特許出願件数ランキングによると、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が1位となったそうです。

 2位はアメリカのクアルコム、3位は中国の中興通訊(ZTE)。日本からは前年1位だったパナソニックが4位に、三菱電機が5位に入っています。前年10位以内だったシャープとトヨタ自動車は、ともに10位以下に後退しました。また、世界全体の国際特許出願件数は21万4500件で前年比4・5%増。国別の1~3位はアメリカ、日本、中国の順で、前年と同じでした。

 国際特許出願件数は企業やその企業が属する国の研究開発の実力を知る、目安の一つとなっています。

 ファーウェイは、1988年に設立された、中華人民共和国広東省シンセンに本社を置く通信機器メーカーです。モバイル・ブロードバンド製品、モバイル・ソフトスイッチ、パケットコア製品、光ネットワーク製品では世界シェア1位で、売上高はエリクソンに次いで世界2位。2010年2月には、アメリカの著名なビジネス誌「ファスト・カンパニー」の”世界で最も革新的な企業ランキング”で、facebook、Amazon、Apple、Googleに続き、第5位に選ばれています。

 ただし、ファーウェイとZTEには中国人民解放軍や中国共産党公安部門と癒着したスパイ疑惑もあり、カナダやオーストラリアでは政府の通信ネットワークからファーウェイ製品を安全上の理由から除外しています。