稲の新品種、恋の予感

 独立行政法人農研機構の近畿中国四国農業研究センター(広島県福山市)が開発した、高気温にも耐えられるイネの新品種「恋の予感」が既に栽培されており、12月には市場に並ぶそうです。

 地球温暖化対策としてセンターが2002年から開発を続けてきた品種で、主力品種のヒノヒカリよりも収穫量や耐病性に優れ、味もヒノヒカリと同等という事です。

 ヒノヒカリ(南海102号)は、コシヒカリ(越南17号)と黄金晴(愛知40号)の交配によって生まれた水稲ウルチ米で、宮崎県総合農業試験場(農林水産省指定試験地)で誕生しました。多くの府県で奨励品種に指定され、コシヒカリ・ひとめぼれに次いで全国第3位の作付品種となっています。

 しかし、近年異常高温が頻発。日照時間が長くても、高温のために品質が低下するなどの高温障害が発生するようになっていました。このままでは日本の半分以上が稲作に適さなくなる、との予測もあり、高温に強い品種の開発が急がれていました。

ユニー、中国製PBを国内製造に

 ユニーグループ・ホールディングスは来年2月をめどに、中国から輸入しているプライベートブランド(PB)商品26品目の製造・加工を原則として国内に切り替える事を表明しました。

 同社の梅本稔取締役執行役員は記者会見で国内に切り替える理由として、日本マクドナルドやファミリーマートなどが製品を輸入していた中国の食品加工会社が期限切れ食肉を使われていた事が発覚した後、「中国製なのか」と訪ねる客が多く、中国製品への不信感が高まっていることを挙げました。

 同時に、国産に切り替えた場合価格が高くなることを懸念する声もあります。しかし、日本と中国の二者択一なのは困った物です。どうして第3の選択肢がないのでしょうか?。製造を特定の国に頼れば、今回のような不祥事があった時に何が起きるかは予測できるはず。ましてや、中国では過去にも問題が発生しており、国民のモラルの低さも全世界が知る所。こうなる前にリスク回避の対策があって良かったはずですが。

数か月前から狙いを

 岡山県倉敷市の小5女児(11)監禁事件で、監禁容疑で逮捕された岡山市北区楢津の無職・藤原武容疑者(49)が県警の調べに、女児を刃物で脅して車に乗せたと供述していることがわかりました。女児も「自分の意志で車に乗ったのではない」と証言していると言う事で、県警は今後未成年者誘拐や同略取の容疑でも調べる事にしています。

 この事件では、監禁された女児が以前からシルバーの車に乗った不審な男につきまとわれていた事がわかっていますが、藤原武容疑者は取り調べに対して「2月頃から10回以上、車で倉敷市を訪れ、数か月前から狙いを定めていた」と供述。どうやら監禁する相手を入念に物色、女児に狙いを定めていたようです。しかも、約1000万円をかけて防音工事をするなど自宅を改装、予め監禁するための部屋を用意する周到さ。

 そう言えば昔、新潟で自宅に引きこもっていた男が小学生を9年以上に渡って監禁していた事件がありましたが、下手をすれば同じような状況になっていたかも知れません。