中国が8割増

 日本政府観光局の17日発表によると、今年1月から11月に日本を訪れた外国人旅行者数(推計)が前年同期比28・2%増の1217万7500人になったそうです。観光庁の久保成人長官は「年間では1300万人を超えると見込んでいる」と述べました。

 これまでの年間の最高は昨年の1036万3900人で、1200万人を突破したのは初めてのことです。国・地域別で見ると、台湾が27・0%増の261万7700人で最多。韓国が2位で9・3%増の248万4400人、3位は中国が82・2%増の221万9300人となっています。

 円安で輸出産業が即復活、とならなかったのは、多くの生産拠点が海外に移転していたから。これが国内に回帰するには時間が必要で、景気回復が思うように進まない原因の一つ。そんな中即効性が高いのが観光面。円安が進行すると見る見る外国人旅行者が増えて、中国人観光客に到っては8割増というわけです。

稲の新品種、恋の予感

 独立行政法人農研機構の近畿中国四国農業研究センター(広島県福山市)が開発した、高気温にも耐えられるイネの新品種「恋の予感」が既に栽培されており、12月には市場に並ぶそうです。

 地球温暖化対策としてセンターが2002年から開発を続けてきた品種で、主力品種のヒノヒカリよりも収穫量や耐病性に優れ、味もヒノヒカリと同等という事です。

 ヒノヒカリ(南海102号)は、コシヒカリ(越南17号)と黄金晴(愛知40号)の交配によって生まれた水稲ウルチ米で、宮崎県総合農業試験場(農林水産省指定試験地)で誕生しました。多くの府県で奨励品種に指定され、コシヒカリ・ひとめぼれに次いで全国第3位の作付品種となっています。

 しかし、近年異常高温が頻発。日照時間が長くても、高温のために品質が低下するなどの高温障害が発生するようになっていました。このままでは日本の半分以上が稲作に適さなくなる、との予測もあり、高温に強い品種の開発が急がれていました。

ユニー、中国製PBを国内製造に

 ユニーグループ・ホールディングスは来年2月をめどに、中国から輸入しているプライベートブランド(PB)商品26品目の製造・加工を原則として国内に切り替える事を表明しました。

 同社の梅本稔取締役執行役員は記者会見で国内に切り替える理由として、日本マクドナルドやファミリーマートなどが製品を輸入していた中国の食品加工会社が期限切れ食肉を使われていた事が発覚した後、「中国製なのか」と訪ねる客が多く、中国製品への不信感が高まっていることを挙げました。

 同時に、国産に切り替えた場合価格が高くなることを懸念する声もあります。しかし、日本と中国の二者択一なのは困った物です。どうして第3の選択肢がないのでしょうか?。製造を特定の国に頼れば、今回のような不祥事があった時に何が起きるかは予測できるはず。ましてや、中国では過去にも問題が発生しており、国民のモラルの低さも全世界が知る所。こうなる前にリスク回避の対策があって良かったはずですが。