NPO法人、保護犬の一部に狂犬病予防注射受けさせず

 人道支援や国内の地域再生、動物愛護活動に取り組んでいるNPO法人のピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が、保護している犬の一部に、狂犬病の予防注射を受けさせていなかったそうです。

 PWJは元々クルド人自治区での支援活動を目的に設立されましたが、最近は国内の社会課題にも取り組み、その一つが「犬の殺処分ゼロ」を目指す「ピースワンコ・ジャパン」と言うプロジェクト。2011年度に全国で犬猫の殺処分数が最も多かった広島県で、2016年から殺処分対象となった全ての犬を引き取る活動をはじめ、以来同県では犬の殺処分ゼロが続いています。

 しかし、この3年間で引き取る犬の数が10倍近くになり、管理できる数の限界を超えてしまったようで、担当者も対応が追いついていないことを認めています。

 犬を飼う場合、飼い主は飼い始めた日が又は生後90日を経過した日から30日以内に登録の届け出を市町村に対して行うことと、狂犬病の予防注射を年に一度受ける事が狂犬病予防法によって義務付けられています。

 PWJが本部のある広島県神石高原町の施設で保護している犬は2300匹で、届け出はしていたものの、一部の犬に狂犬病の予防注射を受けさせていませんでした。また、2月には12匹が脱走し、未だに5匹が見つかっていません。

 志は立派なのですが、やはり現実と言うものが。無制限に受け入れて狂犬病の予防注射が出来ないようなら、受け入れないという選択肢も考えるべきでしょう。

欧米で大規模なロシア外交官追放の動き

 アメリカ政府の26日発表によると、同国に駐在中のロシア外交官60人について、国外追放を決定したそうです。

 同時に、ワシントン州シアトルにあるロシア領事館の閉鎖も要求。トランプ政権は2016年、大統領選挙にロシアがサイバー攻撃を使って干渉したことを理由に、35人の外交官を追放していますが、今回はそれを遙かに上回る史上最大規模の制裁です。

 イギリスに亡命中だった元ロシア軍情報機関大佐と、その娘が何者かに毒ガスを使われ、意識不明の重体になっている件での報復措置です。

 カナダも同日、ロシア外交官4人の追放を発表。また、EUも加盟する14カ国が合わせて30人のロシア外交官を追放すると発表しています。

 毒ガスは神経剤の一種と見られ、ロシアが他国に亡命した裏切り者を、化学兵器を使って暗殺しようとした事件です。勿論ロシア政府は関与を一切否定していますが、イギリスでは過去にも亡命中の元KGB局員が放射性物質を使って暗殺された事があります。

 ロシア政府の反発は必至で、追放合戦になって両陣営の緊張が高まることは避けられそうにありません。

稀勢の里、5場所連続休場

 大相撲初場所で、5日目で1勝4敗となった横綱の稀勢の里(田子ノ浦部屋)が6日目から休場することになりました。

 田子ノ浦親方によると、左大胸筋損傷のため相撲を取るのは難しいとのことです。稀勢の里の休場は5場所連続となりました。6日目に対戦する事になっていた千代大龍は、不戦勝となります。

 稀勢の里は横綱となって初めて迎えた昨年の3月場所、初日から12連勝した13日目に横綱(当時)の日馬富士に寄り倒された際に左肩付近を負傷。休場さえ囁かれた3月場所は奇跡的な逆転優勝を飾りましたが、以降負傷箇所が完治しないまま強行出場しては途中休場を繰り返し、負傷箇所を庇う内に足首や膝まで痛める悪循環に陥っています。

 やっと誕生した相撲ファン待望の日本人横綱でしたが、昨年3月場所で優勝した以外は全く良い所がありません。完治せずに土俵に上がって途中休場するならば、例え2~3場所全休することになってでも完全に治して欲しいものです。

 恐らく、稀勢の里は次が最後でしょう。もう一度、途中休場するような事があれば、その時点で引退になると思います。